ライスカレーはグリーンピースが3つ上に乗っている
倉本聰脚本の名作「ライスカレー」です。
個人的な見解ですが、倉本聰脚本で一番好きな作品です。
1986年に放映された作品で、まず出演者が豪華です。
時任三郎・陣内孝則・布施博・中井貴一・北島三郎・田中邦衛・藤谷美和子。
2015年の今、このメンバーのドラマがあったら絶対見ますよね。
ストーリーは銚子工業高校野球部の同期3人「時任三郎・陣内孝則・布施博」が
北島三郎演じる飯塚次郎からカナダでライスカレー屋を手伝う誘いを受ける。
布施博演じる文太郎は家の事情でカナダには行けず、
ケン(時任三郎)・アキラ(陣内孝則)の二人がカナダに向かうが
次郎は寿司屋のオーナーの妻と駆け落ちしていない。
夢を向かって奮闘するケン(時任三郎)・アキラ(陣内孝則)を中心に話が進んでいく。
私はドラマ冒頭のライスカレーとは何かを田中邦衛が熱弁するシーンが大好きです。
・スプーンは水の入ったコップに刺さって
・口直しとして福神漬とラッキョウ
・グリーンピースが3つ上に乗っている
・冷めてくると、カレーソースの上に膜が張る
これを田中邦衛演じる大門太郎がケン(時任三郎)・アキラ(陣内孝則)・ブンタ(布施博)に
熱く熱く語りかける。この冒頭のシーンで一気に心を鷲掴みにされます。
また、ドラマの後半では中井貴一演じるBJ(ビージェイ)が、父親との思いでをケン(時任三郎)に
話すシーンがあり、一晩置いたカレーの美味しさをうまく表現しているのが忘れられない。
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