個性豊かな登場人物たち
V・B・ローズに出てくる主要人物達の見た目は美少女や美男子ばかりだけど、
思い込みが激しい・毒舌・クール・腹黒・真面目・天然・人見知り・引きこもり・ドS・などなど、
性格が一人ずつ違うのと、顔面の壊れっぷりと自分の意見の伝え方が楽しいと思う。
作中に出てくる、カバン・ドレス・レース・フリル・着物・ビーズアクセ・洋服の描写が
細かく描かれているのと、洋服の組み合わせも可愛いくて女の子は好きそう。
その分、背景や髪の毛の細かさがないように感じる。
あげはのようなプロ級の技量がないとカバン作りやドレスの手伝いは難しいのだと思うが、
作業工程や可愛い完成品を見ていると自分も作ってみたいという『憧れ』がマンガを読んでいて出てくる。
相手の行動に探りを入れたり、自分の高感度を上げる「坂下ナガレ君」。
お見合い壊すために細かい所まで情報収集をかかさない「黒峰巳艶君。」
腹黒さ満載で好きな女の子への態度や執着が激しい。
こんな行動が取れるのは美男子、美少年にしか出来ない。
「世界で一番大嫌い」の杉本・万葉夫婦が出てきたのは嬉しかった。
万葉が美容師の仕事をしている所は、「世界で一番大嫌い」では最終巻の方と「秋吉家シリーズ」
に少ししか描かれていなかったので、V・B・ローズメンバーと仕事をしている光景を読めて楽しかったし、”また読み直してみようかなっ”という気分にもなれるから『日高万里』さんの作品は面白い。
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