少年の青春
pu-pu-pu-
は非常に私の人生を考えるうえで大事な作品でした。
プーと聞いてどんなイメージを持つでしょうか。
きっと、あまりいいイメージを持つ人はいないと思います。仕事をしないどうしようもない人・やる気のない人。私もそんなイメージを持っていました。でも、この作品では、自分が何がしたいのかわからない主人公の3人がある日、語学留学へと飛び立ちますが、まさかの学校が倒産。そんな中、少年たちはまた出会った少女たちに詐欺にあうなど波乱万丈。また、父親とのぶつかり合いなどを経て、彼らは成長し、プーを止めます。
プーにはまだ無限大の可能性があり、いつでも人生をやり直したり、再出発できるのだと思いました。まだ当時小学生だった私ですが、中学校受験を目指していました。しかし、その当時には夢はなく、残念ながらなりたいものなどありませんでした。ただただ漠然と親に言われるがまま勉強をする毎日。正直勉強にも嫌気がさしている頃でした。この作品に出会い、やりたいものが今なくても、ゆっくり探せばいい。そう思えるようになり、勉強も嫌ではなくなりました。何になれるかわからないけど、なりたいモノ探しにどこか旅するのもいいなとそう思わせてくれたのがこの作品です。
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