魔道士の掟 1 探求者の誓いの評価
魔道士の掟 1 探求者の誓いの感想
西洋風ファンタジー好きなら一読必須
現在第8部39冊まで翻訳されているファンタジー作品の第1部の第1作目にあたります。イラストは、乙一さんの挿絵等でも書かれている羽住都さんという方で淡いやわらかいタッチで物語の思い描くのを助けてくれています。森の案内人のリチャードが、追っ手から逃れようと森に逃れてきたカーランを助けた事から運命の歯車が回り始めた。単なる森の案内人で終わるはずであったであろうリチャードが、実は・・・。一緒に同行する事になったカーランとの今後の関係、友人ゼットとの本当の関係など、リチャードの過酷な運命にへと導く、生まれ育った魔法のないから境を超え、魔法が存在する国(ミッドランズ)へ向かう序章になっています。