この扉の向こうにあるのはきっと辛い過去だ でも もう一つある 可能性だ それはいつだって開くことができる 生きている限り
石田将也
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聲の形の名言集です。現在4件が登録されています。
石田将也
主人公・石田将也が確執をもった同窓生たちと向き合う場面での台詞。
永束友宏
小学校の時に散々いじめた西宮と今更友達になりたいといっても、友達になる資格がないと悩んでいた石田に
竹内先生
ヒロインである西宮硝子は聴覚障害を持っており、聴覚障害者を支援する担当であった喜多先生が、クラスの皆で一緒に手話を練習しようと提案をしたところ、生徒に教えていく身なのに、勢いだけで何も勉強していない喜多先生に対して言った一言。
石田将也
西宮の笑顔を見てうれしい反面、そのとき自分の過ちを思い出し自分を戒める言葉。
数々の賞を取ったマンガだけあり、幼少期から思春期までの心理描写が良く表現できているなと感じた。主人公の男の子が少女に、昔してしまった最低ないじめに対して自責の念にかられ、謝りたいけれどどう伝えれば良いのか、どう会えば良いのか葛藤する様子は、思春期の男子の恥ずかしさや甘酸っぱさを思い出させる。対して少女の寛容さは大人びていて、自分が思春期の頃は果たしてどうだったかを考えさせられる。耳が聞こえないハンディを負ってしまった分、あらゆる感性が人より敏感だからこそ、傷つかない強さを身につけていてとてもかわいい。少女の母の描写は、許しがたい葛藤や自分の大人げなさが全面に出ていてとてもリアリティがあり、良い意味でひやりとする場面も多かった。マイナス点としては、恥ずかしがっているシーンなどの少女の絵が少し大げさというか、読んでいて恥ずかしくなる事が多い、周りの友人や家族たちのキャラ設定にいまいちリアリ...この感想を読む