まゆ子の季節のあらすじ・作品解説
まゆ子の季節 は、柴田あや子の漫画作品で、週刊マーガレットにて1976年10月から連載を開始、単行本として全6巻を刊行している。 今作品は、美容業界を舞台にしたヘアーデザインバトルストーリーとなっており、美容室ブランタのアシスタント・岬まゆ子が成長していく姿を描いている。 岬まゆこは美容教室を卒業したばかりのインターンで、春野さやかが経営する美容室・ブランタでアシスタントをしながら技術を磨き一流の美容師を目指している。そんなある時、ブランタの乗っ取り騒動が起き、春野さやかの一番弟子・久留米絵梨が主導権を握る事なる。乗っ取り計画の背後にいたのは美容界の大物・神崎直也で、国内でヘアモードコンクールを主催するほどの実力と名声と富を持ち、海外進出し世界の美容業界を征服する計画を持つ辣腕の若手ヘアデザイナーである。 神崎はまゆ子の実力を認め、自ら主催するK・I・B(カンザキ・インスティテュート・ビューティー）の研究生として迎える。まゆ子は技術を学び、日本代表や世界大会を目指すことになるのだが、ブランタの経営を主導する絵梨や男性ヘアデザイナーの竜樹などのライバルが現れ、ヘアデザインバトルが始まる。
