ワンスアゲン!のあらすじ・作品解説
ワンスアゲン！は、作を鍋田吉郎、画を高遠るいが担当した漫画作品で、ジャンプ改にて2011年9月号より連載を開始、2013年1月号で終了、単行本として全2巻を刊行している。 今作品は、政治の世界を舞台に学歴も知識も柵もない万年フリーターの藤丸渡（ふじまるわたる）が衆院議員の秘書となり、どぶさらいからポスター張りまで奮闘する汗と涙の物語である。 藤丸渡28歳が明日から本気出すと話していると、本気でハロワに行くんだろと友人がからかう。これから出勤だと店を飛び出す藤丸。藤丸を秘書として雇ったのは、原あきらという美人代議士で藤丸と同じ28歳、公設第一秘書の水谷優貴（32歳）らである。日曜の早朝7時に出勤した藤丸が最初に任された仕事は、各家庭を回って許可を得てポスターを貼ることであり、そのためにはどぶさらいもいとわない。しかし各家庭を回ってもなかなかポスターを貼らせてもらえない。そんな中、老婆が軒下にできた大きな蜂の巣を窓越しに見ており、スズメバチが飛び回っている。選挙民は神様という水谷の声を思い出しハチ退治に乗り出す藤丸。果たしてポスターを晴らしてもらえるのか！？
