長歌行のあらすじ・作品解説
長歌行(ちょうかこう)は、夏達(かたつ/シャア・タア)の漫画作品で、ウルトラジャンプにて2011年8月号より連載を開始、単行本として6巻を刊行している。 今作品は、中国人女性漫画家が描いた中国歴史ロマンで、唐時代の玄武門の変を題材に、建国帝・李淵の孫娘・李長歌(永寧姫・えいねいき)の復讐劇を描いている。 時は7世紀の中国大陸。唐の初代皇帝・高祖(李淵)の後継者争いが勃発、高祖の次男・李世民とその一派により、兄の李建成と弟の李元吉は殺害され、李世民は二代皇帝・太宗となった。太宗の追っ手は兄や弟の一族を抹殺したが、李長歌のみが逃げることに成功する。李長歌の追撃失敗後、長安に戻った尉遅(うつち)が房玄齢(ぼうげんれい)詳細を伝えると、李長歌は崖下に落ちて死んだと言い、太祖にもそう伝えた。 その頃、李長歌は男装をして逃亡生活を始めており、母が逃走の際に役立つと袋に詰めてくれた貴金属や宝石などを酒屋の女や遊女に売り、金に変えたり、山賊崩れの武士から金品を巻き上げて生活費を賄っていた。ある時、山賊の一人から、李建成の奥方とその娘・永寧姫の棺が栄恩寺にあると聞いた李長歌は、その寺へ向かうことにする。
長歌行の評価
長歌行の登場キャラクター
李長歌
よみがな:り ちょうか ニックネーム:永寧姫 年齢(作品時):15歳 性別:女性 国籍:漢民族 所属:朔州軍→阿史那隼軍→雁行門→回紇族 性格:眉目秀麗 特技:軍学、武術 物語上での目的:叔父(唐王朝皇帝)の抹殺→唐王朝の安定(大唐建国) トラウマ:母を守れなかったこと