鏡の国の針栖川のあらすじ・作品解説
鏡の国の針栖川は、集英社の「週刊少年ジャンプ」の２０１１年３１号から２０１２年１０号まで連載された、叶恭弘のファンタジー・ラブコメディ漫画である。連載後、翌１１号には番外編の後日談が掲載されている。 正義感は強いが優柔不断の高校生、針巣川哲は、同級生の美少女、里見真桜に小学校以来の片思いだが、告白できずにいる。針巣川はある日、交通事故にあいそうになった真桜を助けようとして、真桜の買った呪いの鏡、ラブミラ―に閉じ込められてしまう。学校には旅に出ると伝え長期欠席にし、二人の鏡を挟んだ秘密の生活が始まる。鏡から抜け出るためには、思う人と相思相愛になることが必要なのだが、なかなかうまくいかずに、真桜の親友の松川咲を巻き込みながら物語は展開していく。 単行本は、２０１１年から２０１２年に「ジャンプコミックス」として、全３巻が発売している。しかし、番外編は、全体的なテイストが違うということで、作者の判断により未収録となっている。
