執事とお嬢様のあらすじ・作品解説
執事とお嬢様は集英社、別冊マーガレットで平成19年11月号から連載された作品。3年間の連載を一冊にまとめたものがマーガレットコミックスにて1巻既刊。作者は三村まりで、平成27年5月時点で唯一コミック化している作品。 主人公はちょっぴりわがままで意地悪なお嬢様で、地味な顔の執事と召使がお嬢様のわがままに振り回される日常を描いたコミカルな4コマ漫画。服装はお嬢様らしいが、見た目と違い、執事を狸と言ったり、客をゴキブリとののしったり、あまり言葉遣いがいいとは言えない。お嬢様の両親の登場はほぼなく、父親はいつも仕事で出払っており、母親とも同居していない。そのため家の中にいるのはお嬢様と執事と召使だけとなっており、それぞれの会話の掛け合いがメインとなっている。お嬢様のちょっぴりドジな行動やおバカな日常とそれを支える健気な執事との心の触れ合いなどがほんのり温かなタッチで描かれている、心温まるほのぼのコメディー。