長谷部さんのいる野球部のあらすじ・作品解説
長谷部さんのいる野球部は、上野祥吾の漫画作品で、ジャンプスクエアにて2011年8月号より連載開始、2012年6月号で終了、単行本を全3巻刊行している。 今作品は、私が皆を甲子園に連れて行くという新人マネージャー長谷部羽流（はせべ はる）と部員たちのスポ根物語である。 寿皇（すおう）高校のグラウンドで野球部員がゼイゼイ、ハァーと今にも倒れそうな形相で練習している側で、元気よく声をかけるマネージャーの姿がある。2時間ほど前のこと野球部に新しいマネージャーの長谷部が入部し、部員に一言あるという。部員は思わず「私を甲子園に連れて行って」だと想像するのだが、長谷部は「私が皆を甲子園に連れて行きます！ヨロシク！」と挨拶した。 3年生のキャプテン藤堂の練習メニューをうんこ扱いし、より厳しいメニューを課す長谷部に反発する部員たちは練習をボイコット。しかし長谷部は誰もいなグラウンドにジャージ姿で佇み、授業中にメンバー全ての特徴や性格を分析しノートに記録していた。それを知った同級生で野球部員の穂積隆太郎と部員の山菜（やまな）が練習に参加。二人の裏切りを見て他の部員らは穂積と山菜に対しある行動に、そして長谷部は！？
