ゾッチャの日常のあらすじ・作品解説
ゾッチャの日常は1999年より集英社・マーガレットいて連載されていた、生藤由美作のネコ漫画である。2011年発売の14巻を以て完結済みである。ゾッチャというのはオスの猫の名前であり、この物語の主人公である。題名の通り、彼をとりまくネコ仲間や飼い主との日常を、ネコであるゾッチャの視点から描いている。 ゾッチャは外出が自由にできる飼い猫で、「自由猫」(あそびにゃん)と表現されている。名前は某航空会社のキャンペーンCMから引用してある。「自由猫」(あそびにゃん)と称されているゾッチャであるが、現代を生きる猫ならではの悩みも多く、作中には炊飯器とゾッチャの関係を描いたものなど、現代人の生活に翻弄されている姿が伺える。2014年には、ゾッチャの子猫時代を描いた作品が出版されるなど、根強い人気がある。特に猫愛好家の読書からは好評を得ており、AmazonのKindleをはじめとする電子書籍版でも販売されている。