バッテリーの評価
バッテリーについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
バッテリーの感想
バッテリーシリーズの一作目!
あさのあつこの代表作の本作。ピッチャーの才能がある主人公、原田巧が祖父の家がある田舎町へ引越してくるところから始まります。とにかく主人公の巧がナマイキです。ただ巧は巧の考えがありそういう態度になっているため、人を気にしすぎたり、自分の意見になかな自信を持って言い出しづらい現代では、羨ましい性格だとも思えます。そんな巧が出会うのが、キャッチャーの永倉豪。彼は巧とは正反対の性格で人付き合いもいいし、読んでて好感が得られる性格です。二人が出会ってキャッチボールから始まり、二人はよく会って巧が投げるボールを豪が捕る。そんな日々が続いていきます。とにかく出てくる人物はこの二人以外の人物も癖、というか性格なんかが好きになれます。読みやすい作品でオススメです。