小林賢太郎戯曲集のあらすじ・作品解説
小林賢太郎戯曲集は、お笑いコンビのラーメンズの一人である小林賢太郎が書いた戯曲である。 内容はラーメンズが舞台公演で演じたコントと同じであり、戯曲化はすべて舞台公演終了後にされた。 構成はラーメンズの2人のセリフが会話形式で記述され、また暗転、明転や立ち位置などの舞台演出も書かれている。他にも、シーン導入時の感情や動き方の注釈が付いており、舞台公演時のワンシーンが挿絵として挿入されている。舞台公演の内容と戯曲集の内容を比較することで、アドリブの有無を判別できる。 2015年時点では文庫と単行本で4作品の戯曲集が発表されており、1作品に3舞台公演毎の内容が収録されている。 1作品目には、「home・FLAT・news」、2作品目には「椿・鯨・雀」、3作品目には「CHERRY BLOSSOM FRONT345・ATOM・CLASSIC」、4作品目には、「STUDY・ALICE・TEXT」が収録されている。
小林賢太郎戯曲集の評価
小林賢太郎戯曲集の感想
ラーメンズのホン
ラーメンズが好きです。さて、本作品はラーメンズのコントが活字になっているものです。もうこの要素だけでも心が躍ります。ただ読んでも楽しく、演ってみても楽しい本です。そして何と、イラストがところどころに載っていますよ!小道具案だったりフライヤーのキャラクター案だったり。ラーメンズをご存知ない方、知ってるけど見たことないなぁな方。新鮮な気持ちで本作品を読めるなんて、これはこれでものすごく羨ましいです。ラーメンズで数ある私の一番好きなコントの一つは「百万円」。これも載っています。公演「home」の中の一つです。本書か映像か何かで是非広く皆さまに見ていただきたい。心からそう思います。ちなみにこれが第一集です。小林賢太郎がラーメンズを続ける限り、この数は増えていくと信じています。