世界一さお師な男伊達千蔵のあらすじ・作品解説
世界一さお師な男伊達千蔵は、2000年から2004年にて、オースーパージャンプ(集英社)にて連載されていた高橋ゆたか(代表作:ボンボン坂高校演劇部)による青年漫画(全7巻)。 丹精な顔立ちであり、肉体の鍛錬を厭わないさお師(女性に身体を売る出張ホスト)である伊達千蔵が、基本的に一話完結もので、顧客である主婦、ホステス、女子マラソン選手、プロレスラー、看護婦、女子大生、プロギャンブラー、女悪徳業者、大泥棒、はたまた幽霊や、関西弁の自称宇宙人も…と、さまざまな女性が、愛撫や性行為によって絶頂へと誘われ癒されるお話。途中で別の方向へテコ入れされる事はなく、愚直にさお師としての仕事をこなす。顧客をより好みせず、「私はこの世にブスなどというものは存在しないと思っています」という名言を残す。また、高橋ゆたかの作品に共通する事でもあるが、女性は通常であれば醜悪とされる女性であれど、すっきりとした凛とした顔立ちとなり、肉体はシャープな線ながら、肉感的である。