時のみぞ知るの評価
時のみぞ知るについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
時のみぞ知るの感想
アーチャーの傑作小説!
クリフトン家にまつわる壮大なストーリー本書は、イギリスの小説家ジェフリー・アーチャーによる長編小説であるクリフトン年代記の第1巻である。クリフトン年代記は全7巻で構成される作者渾身の大作と言えるであろう。現在、日本では6巻まで発売されているが、イギリスではすでに完結編である7巻が発売されている。一気に引き込まれる物語に星4.5、伏線が多く残されている点、完結するまで物語としての評価が出来ない点から、残り0.5は最終巻の素晴らしいであろう結末に期待して残しておく。本ストーリーは、主人公であるハリー・クリフトン(クリフトン家)とハリーの友人であるジャイルズ・バリントン(バリントン家)の両家の人々を中心に様々な出来事、災難、現実が繰り広げられる。主人公であるハリーは労働階級の家の子として生まれ、父親のいない、貧乏な生活を送っていた。しかしながら、多才な能力を持つハリーは周りに支援されながらも成功への道...この感想を読む