惡の華の感想一覧
漫画「惡の華」についての感想が5件掲載中です。実際に漫画を読んだレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
不思議な感じになりました。
クソムシが、この言葉がとても印象的です。中学生のちょっと青春な話っぽいんですが、一人の可愛い少女と狂った少女と思春期の少年がでてきます。狂った少女は、狂った世界が見たいそうで、体操着を盗んでしまった少年に事あるごとに命令していきます。なんか、人がアタフタしている姿を見るのが面白そう…。でもちょおとしたことで勇気を見せちゃって、可愛い少女からは好かれたみたいです。クラスで孤立している子を庇えば周りからハブられてしまう、今の現代によくあることですがそんな内容が繊細に描かれているような気がしました。体操着を盗んだからって何かしたわけじゃなく、むしろそれをネタに脅されてるんで可愛い少女と遊ぶ約束をしても狂った少女に可愛そうな命令を繰り出されるだけでした。教師に向かってクソムシが!っていうのは気分よかったですが、白紙のテストはどうなんだろって思いました。
変態
惡の華は、少年マガジンKCから発売されている押見修造先生のマンガです。マンガ大賞2012にもノミネートされた注目作品です。主人公の少年春日が、一瞬の気の迷いから、好きな女子の体操服を盗んでしまい、その瞬間をクラスメイトの女子の仲村さんに見られてしまうというところから、お話が始まります。思春期の生々しい感情を、大胆に描いており、正直好き嫌いがはっきりわかれる作品だとおもいますがすごく存在感のあるマンガだと思います。この仲村さんがすごく変態で狂気じみてて、読んでいて気分がわるくなることすらあるんですがなんせ一度読んでしまったが最後、続きが気になるんですよね。興味あるかたはぜひ!
思春期
この表紙のインパクト、半端ないです(笑)しかも、このセリフを言った相手は担任教師だという。仲村さんの考えてることが、まるでわからないのにストーリーは、ずんずんと先へ進んでいく不可解さ。主人公の春日くんだけじゃなく、読んでるハズのこっちまで一緒に仲村さんにひたすら振り回される感じが、なんとも言い難い感覚。でも、男の子ってそうなんですね。女神とか言ってる相手なのに、ニオイ嗅いじゃうんだ。意中の人に「カッコよかった」って言われた時の春日のにへら顔。浮かれる気持ちはわかるけど、あんなの仲村さんじゃなくてもイラッとするわ。仲村さんってば「わたしと契約しよう」って…。思わず、ココロの中で「それじゃ悪魔だよ」ってツッコミました。彼と一緒に振り回されることを楽しんで読めたら結構面白いだろうし、ハマるかも。
なかなか無い
なんかダークだったw主人公がね、好きな子の体操着盗んじゃうんだよね。その時の表情がなんともダークっつーかシュールっつーか。それを目撃したクラスの女子がやたらと執拗につきまとってくる。結局はその女子のお蔭もあってか、好きな子とデートにいけることになるんだけど盗んだ体操着来てイケとか命令すんの。「ふははははhhhhhhh・・・!!!!」って表情こわいからw何がしたいのかよくわからん話だったけどなんか気になるw変態変態って連呼されてるから電車の中では読まないで部屋でっこそり読んでる。そんな私もりっぱな変態への道を歩んでるのか・・・なんて考えてしまったよ。
仲村さんが可愛い
アニメから入りましたが、まず思ったのが、キャラの絵が可愛い!(笑)みんな可愛いですね。男の主人公もしかりです。ですが特に仲村さん!マイルドになりますね。アニメのロトスコープからの実写絵は個人的には嫌いじゃなかったんですが、やはりドラマの用になると言うか、演じてるトレースされてる側の女優さん(でしたっけ?)は美人さんだったのですが、絵になると何故かかわいくなく…。ですが漫画はそんなことない!可愛いです仲村さん!いくら毒を吐いても、おかしな性格でも、許せちゃいます。作画が童顔気味なのも良しです。内容は、代わらずおかしいです。ぶっとんでます。いい意味で!変態の定義に疑問は感じましたが、これからに期待です。