ハイガクラの評価
ハイガクラについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
ハイガクラの感想
神々と人間を取り巻く壮大な物語!
神々の多様性と、人間界との世界の隔たりという世界観まず協調するのは、神・神獣の多様性です。仏から獣までまた高位な・下位の、様々な、しかも各々がきちんとした特性を持ちそれぞれの能力として視覚化されるとともに、神らしい荘厳な存在感をうまく表現できています。また、神々といっても、西欧系の神ではなく、中国・日本・ベトナムなどのアジア系の神が登場しているので、日本人も馴染みやすく、読みやすくなっています。そして最初の話で、主人公が日本に降りて神獣の手がかりを探っている様子が描かれていましたが、このように、神々と人が共存している国(以下外国(そとくに)と呼ぶ)と、日本など(以下人間界と呼ぶ)に世界が隔たれていて、しかし一定の部分でつながりがあるという世界観の設定(例えば地面が繋がっているから、地震の余波を受けやすく、それを止めるために人柱として高位の神獣が利用されている、など)がよくできているなと...この感想を読む