少年は残酷な弓を射るの評価
少年は残酷な弓を射るについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
少年は残酷な弓を射るの感想
一言で示すなら質の悪すぎるマザコン。
邦画の宣伝による印象詐欺にまた引っ掛かってしまった!以前、たまたま映画の予告を観た際に美少年役のエズラ・ミラーが気になったのと、ティルダ・スウィントンをお目当てに鑑賞。邦題は「少年は残酷な弓を射る」で、原題は「We need to talk about Kevin」意訳すれば、「私たちはケビンについて話さないといけない」お察しの通り、ケビンは作中に出てくるこの青年。日本語での宣伝、邦題だけ見れば母親への感情移入を促すような、難のある息子の子育てに奮闘する姿を描いた社会派ストーリーなのかと軽く構えていたがそんなものでもなかった。正直に言えば、あまり気分が良いものでもない…。どきどきハラハラ、というより何とも言い難い苛立ちが強く募る。その原因の一つは、母親に感情移入が出来ないことにあるのだが。それにしても、日本は映画の宣伝を小奇麗に見せすぎである。社会派とか愛とかそんな言葉がなくても充分表現する...この感想を読む