アフロ田中の感想一覧
映画「アフロ田中」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
共感して笑ってしまいました
主人公は天然のアフロヘアーがトレードマークの田中。高校を中退し、自由と求め上京するのですが地味な仕事と24歳で彼女いない歴=年齢。どうしようもないこの役を二枚目俳優の松田翔太が演じていますが違和感なく本当にどうしようもない男にしか見えませんでした。その田中の地元の友達が結婚するという事になりその結婚式に彼女をつれていくと約束してしまうのです。(彼女もいないのに見栄をはり、いる設定にしてしまったんです)その結婚式までに彼女を作ろうと奮闘する田中の前に完璧な美女加藤亜矢が現れる。この美女の役を佐々木希が演じています。小ネタを挟みつつラストへテンポよくむかっていくのですが結婚式のシーンには思わずジーンときてしまいました。そしてラストは大ネタが仕込まれています。お笑いあり、涙あり、大人になっても昔からの友達が集まればもう一度青春が出来る。この映画がそう言ってくれている様に思えましたこの感想を読む
ミスマッチさが良い!
「ライアーゲーム」などでクールなイメージの松田翔太さんがアフロ!!思わず最初から笑ってしまいました。でも途中、ヘルメットをかぶっているシーンを見て松田優作さんを思い出し、「意外とアフロもカッコイイ!?」と錯覚してしまうくらいクールでカッコイイお顔。そのミスマッチさが、なんだかんだイイ味だしていたと思います。主人公田中は行き当たりばったりな性格でノリで退学してみたり、家に家賃を払うよりプレハブで暮らした方が安上がりといった常識はずれな考え方。ここまでいかないケド、こんなヤツいるなぁ~と思える「愛されるバカ」といったキャラで好感が持てました。ラストが意外な結果だったのも良かったです。感動のシーンは・・・ゴメンナサイ、全然感動しなかったのですが、全編を通して笑え、とても楽しい作品でした。
アフロには友情が詰まっている
田中の心の声が面白い。1学年には1人きっといるよね、こういうポジティブでつかみどころがない男。っていう男が田中だろう。アフロ田中を演じている松田翔太さんがいい味だしている。キャラが面白いのに、なぜか松田さんのクールなキャラが際立って新たなジャンルを作り出している。キモクールというのだろうか。初めての感覚に陥る。作品中は田中の恋人作り奮闘記や地元の同級生とのドタバタ劇がある。男の友情はいいな~と思わせてくれる作品だ。あっさりしていて、無邪気で、恥ずかしげもなくバカできる友情に憧れる。男友達に恵まれた男性も魅力的だと思わせられる作品だ。
地元の友達に会いたくなる
深夜に1人で観て無性に誰かと話がしたくなったし地元の友達の顔を何人か思い出した原作を読んでいないのでなんとも言えないのだが漫画の様な撮り方とかもあって気付いたら声を出して笑ってしまった事も劇中何度かあった。ただ松田翔太がやっぱりどんな情けない演技をしたとしてもちょっとかっこよさが残ってしまっているのが残念。持ってる物が出てしまうのは仕方がない事か…あと佐々木希も…ヒロインにしては服がダサくてちょっとビックリしたぐらいだった主題歌が鶴だったのもちょっと面白かった。主題歌もこの映画に似合ってた。やっぱりアフロ田中に似合うアーティストと言えば鶴ぐらいのもんだもんな!