闇の子供たちの評価
闇の子供たちの感想
タイにおける子供の人身売買の現状を生々しく表現
映画開始直後からの衝撃の映像中年のフランス人男性が、まだ10才前後と思われる少年を犯しているという衝撃のシーンから始まるこの映画。実際の撮影現場では子供と大人が実際に裸で触れ合うことが無いよう、別々に撮影したとされていますが、映画のこのシーンは非常に生々しい。フランス語を習ったことがある人なら、偏見になってしまうかもしれないですが、フランス語が嫌いになりそうになるほどです。タイで行われていると思われる、子供の人身売買を扱ったこの映画は、出演が日本の豪華な俳優陣で固められています。フィクションではあるものの、現実にタイで行われている人身売買や子供を利用した性産業の現状が生々しく描かれているのではと感じさせます。映画では明示されていませんが、その性産業に無理やり従事させられる売られた子供たちは、原作では10才に満たない子供も多くいるとされていて、映画が始まった瞬間から胸が痛くなってきます。その...この感想を読む
貧乏な国に居たら、こうなると言う恐い作品 さぁ皆でGDPを挙げようぜ
2008年公開の日本映画部隊はタイ、臓器移植を目的とした子供たちの人身売買や幼児売買春を描いた作品。貧しいと善悪は言ってられません、貧乏は恐いです、貧しい国は汚職や危ない事をして稼ぐようになると言うお話です。この映画は社会派の作品となってますが、正義感の強い若い女の人が出てきますが、正義感と言う我侭はどういったものか、よく見ることが出来ます。大人は汚い、大人は人のことを考えない、と喚く社会正義を振り回す左巻きの女の子が出てきます。タイの売春婦は売春カードを持っていて、登録してあります。タイは面白い国で二種類の女性が居ます、男に触れたことが無い女性と売春婦です。男の人も可也な割合で女になりたいと変身することが可能です。タイの医学生はよくインドに留学します、そこで勉強して国に帰るケースが多いです。
しばらく重たくのしかかってくる、問題提起映画
とにかく題材が重たすぎます。豪華キャストで送る、ノンフィクション映画です。 こんな世界が実際にあるのだと思うと本当吐き気がするほど悲しい気持ちになり、同時にいかに自分が平和ボケして過ごしていたんだなー。と痛感させられました。生きているのに、“商品”として扱われるタイの子供達。生きていながら臓器を提供する人身売買や、幼児売買春。使い物にならなくなれば、生きたままゴミ袋に入れられて捨てられてしまう。もう、人間がする事ではない次元の世界にしか見えず、異常です。 でも・・実際にはあるんですよね。。こういうことが。。 世界が平和で、みんなが笑って過ごせるような時代が来て欲しいと心から願いました。