戦争に恋愛とかっこよさを絡めた軽い映画
第一次大戦中の実話からこの映画は、第一次大戦中実際にあったラファイエット航空隊のメンバーをモデルにしている。フィクションの部分も多いが、ノンフィクションのところもあるストーリーだ。もともと、戦争映画は好きではない。観終わった後、心に重いものを残し、それは時に1週間ほども消えないことがある(「シンドラーのリスト」や「プライベートライアン」など、挙げればキリがない)からだ。今回もタイトルからして、戦時中の飛行機乗りの話だということは容易に想像がついた。でもアメリカの飛行機乗りの話なら、日本の特攻やカミカゼのような悲惨さと暗さはないだろうと観ることに決めた。もしこれが日本のカミカゼの話なら絶対に観なかったと思う。結果、想像通り軽い映画だった。戦争の愚かしさや残酷さよりも、そこで戦った男たちの騎士道精神やヒロイズム、美しく昇華された恋愛などが強調されており、戦争映画のような重さはなかった。でも...この感想を読む
2.52.5
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