ぎんぎつねの評価
ぎんぎつねについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
ぎんぎつねの感想
神様へのお願いの裏側が見えてくる
言葉少なめで伝える冴木神社を代々まもってきた冴木家。代々、後継者にはその神社を守る神使を見ることができ、会話をすることができるのだと言います。宮司を務める達夫さん…は婿であるため、その力を引き継いだのは娘のまこと。まだ高校生ですが、早くに亡くなった母・由子の力を引き継ぎ、小さなころから狐の銀太郎と接してきました。そんな神社を中心に起こる、日々のとりとめのない出来事を、優しく描いている作品です。まず読んで思ったのは、ずいぶんとまことがわがままだなーということでした。神様にお願いしたっていいじゃん、占ってくれたっていいじゃん!って銀太郎頼みで行動するんですもん。ちょっとこいつ自己中だなって。喜ばれて嬉しいのは、まことだけな気がしてなりませんでした。銀太郎からすれば、全部を救えるわけじゃないんです。だから、それならやらないほうがマシだろうっていうのもわかります。悪く言えば見ないふりをするとい...この感想を読む