DEATH NOTE デスノートの感想一覧
映画「DEATH NOTE デスノート」についての感想が11件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
DEATH NOTEの存在は罪か正義か
人間の悪が抑制されるのは恐怖でのみか「目には目を・・・」ということわざがあります。この映画を見ていると、そんな言葉がすぐに浮かび上がります。法の裁きだけでは裁ききれない悪というものが、たくさんあるのが現実ではないでしょうか?実際に法の目をかいくぐって、自分が犯した罪に対し裁かれることも、償うこともせずに普通の生活を送っている犯罪者は、たくさんいると思います。どうせばれないから、ばれても免れる方法を知っているからと思っているのでしょう。「キラ」になった八神月はそんな犯罪者たちを許すことができず、法で裁けないのであれば「DEATHNOTE」の力を使って自分が裁こうと思ったのでしょう。連続する犯罪者たちの不審死に、犯罪が激減します。ここでわかるのは、いくら極悪非道の罪を犯したものでも、自分が死ぬのは怖いのだということです。特に法の目をかいくぐって罪を免れたものにとっては恐怖でしかないかもしれません。法...この感想を読む
爽快
最初に見たのは地上波で放送していたテレビだった。話題作になっていたから何となくの内容は知っていたが、特に興味のあるジャンルではなかったので、時々テレビを覗く程度しか見ていなかった。けれどラストに近づくにつれて引き込まれる感覚が気持ちよく、DVDをレンタルしてきて、未見だった冒頭部分からしっかり見てみるとかなりおもしろい。個性的なキャラクターと気持ちがいいほどの頭脳戦。それまであまり気になっていなかった、藤原竜也さんと松山ケンイチさんの演技に引き込まれる引き込まれる。そしてラストはコンパクトで、レベルの高い頭脳戦のさらに上をいくオチが準備されていて爽快。漫画からヒットした理由がすごくよく分かる。
興味が無かったはずが、はまりました
こういう話、まったく興味がないのですがハマりました。最初に原作を読んではまり、映画も見る気に。ただ、藤原竜也も松山ケンイチもあまり好きではない俳優さん。笑どことなくタイプではない演技をする人。だったのですが、この役はこの2人しかできないと見終えた感想です。ドキドキする心理戦もハラハラして楽しいし、あの気持ち悪い出で立ちのリュークを違和感なく表現できているところも素晴らしい。言葉ではうまく説明できないのですが、最初から最後まで飽きのこない作品です。とってもオススメです。絶対につまらないと思ってたので、ギャップでやられましたね。騙されたと思って見てみてください!
最高
デスノートは私の大好きな俳優さんが主役をしていてとても興味がありました!!!!内容的は、私的にはとても満足しています(*^_^*) 漫画があることを初めて知ったのは、映画を観てからでした(笑)私は漫画より断然、映画ですね!!!そして、何よりもキャストが最高です\(^o^)/松山ケンイチも戸田さんも最高でした~(*^^)vとっても役にあった二人で、他の人にはできないと思いました!!! 続きも気になりますね!!でも本当にデスノートが存在したら怖いな~とつくづく思いました(笑)
不思議なノートの物語
ある日死神リュークが地上に落としたノートを手に入れたことで、運命が変わった高校生のライト。そのノートは書き込むだけで人を殺すことができ、それによって世の中の悪を排除して世界を変えようと決心したのだ。原作の漫画をどこまで実写化できるかが興味あるところでした。漫画の中心となる死神のリュークのビジュアルといい、人形やCGで済ますかと思っていましたが裏切られました。またライトとLという独特の性格を持つキャラクターが表現できるだろうか、と思いましたが、雰囲気と本質は掴んだ上での映画化と思います。原作は膨大なセリフとシーンがありますが、本作では上手にカットして、本筋ののっとりながら多少変更があります。
出来がいい
少年ジャンプで連載され、アニメ化もされ、今では世界中で大ヒットした作品である「デスノート」の実写映画版です。私は漫画版のデスノートが好きで、アニメも見てという感じでこの映画に流れて行きました。だいたいこの手のマンガやアニメの、とくにジャンプ系の作品の実写作品というのは見ると落ち込むクオリティーというのが相場なのですが、この作品に関して言えば作品の雰囲気も壊さずに結構やりきれていると思います。藤原竜也と松山ケンイチが夜神月とエルの役に結構はまっていたのでびっくりしました。まぁ、さすがにアニメとどちらが面白いと問われればアニメと答えますが、映画も結構楽しまると思います。
リュークを実写でやってのけた凄さ
デスノート。それは書き込んだ名前の人間の人生を奪う事が出来る不思議なノート。ある日そのノートを手にいれた夜神月。信用せずに興味本位で他人の名前をノートに書き込むのだがその人が目の前で死を迎えてしまったのだ。最初は恐怖に震えていた夜神月だったが、やがてはヒーローきどりで凶悪犯達の名前を次々とノートに書き続けてしまう。夜神月はやがて「キラ」と呼ばれる存在になるのだがそのキラの正体を暴こうとFBI捜査官やLという少年が現れる。漫画も読んでいて実写で映画化と聞いた時リュークの役はCGだろうなと思っていたら中村獅童さん+少々のCGという感じでビックリしました。あんなにリュークを完璧に演じられる役者さんがよくこのタイミングでいたな~と思いました。面白い作品です
ギュッと!
映画をみたあとに原作に手を出してしまったんですが映画の方がわかりやすかったし漫画のキャラクターが本当に飛び出してきたかの様なキャスティングで凄いと思った松山ケンイチは本当にハマり役。浮いてる感じの人が1人もいなくて安定感抜群で嫌な気持ち1つせずに見れた映画なのはデカかった。リュークなんてもしかしたら中村獅童をモデルにして作ったキャラだったんじゃないかと思うぐらい藤原竜也の舞台な感じの演技もこの作品には合ってたと私は思いました。内容も面白くてどっかの国の人が絶食しながら天に祈りを捧げる気持ちと同じぐらい「予定より早めに続編よろしくお願いします!」と祈る毎日でしたエピソードZEROとかってタイトルで全然関係ない内容でもいいから同じ配役で何か作ってくれないかなぁ
デスノートがほしい。
この映画は原作から大ファンで、ジャンプ掲載当時から読んでいた。映画化と聞き、テンションがあがったのは後にも先にもこの映画だけである。この映画のキャストを聞いた時、ぴったりの配役だと思った。月(藤原竜也)は罪を犯した人間に嫌気が差し、自分自身が神になろうとした青年。自分的な解釈であるが、藤原竜也自体の雰囲気が憂いを帯びたような裏切りや憎しみに対し叫び、少しおかしくなっているような・・・いうなればシェイクスピア作品のような雰囲気を持っている。L(松山ケンイチ)は、頭脳明晰。悪を許さない正義感の強い青年。だが、ユーモアセンスも溢れていて愛らしくもある。彼に関しては「どうなるんだ」と思っていたが、彼の見事なまでの演技力、愛らしさに圧巻された。この映画は、作りこまれた脚本だけでなく、二人の俳優の演技力にも注目してみてほしい。
原作よりもまとまっている
原作は大場つぐみ・小畑健による同名コミックス。爆発的なヒットを遂げたシリーズの映画化だ。映画化するには少々ファンタジーな設定もあるので公開前は心配の声が上がっていたが、そんなことは些細な問題であった。漫画の世界観を忠実に再現し、それでいて説明しすぎることなく、DEATH NOTE初期の魅力であった主人公・夜神月と探偵・Lの頭脳バトルを存分に描き出している。原作の方は途中少しだれてしまい、ジャンプ特有の引き伸ばし作戦に引っかかってしまった感じだったが、映画の方は初期の原作ファンが求めていた展開を実行してくれている。最初はエリートで並ぶもののいない完璧超人だった月が、最終的に人間の底辺まで落ちる姿はそのままで、それでも少しのプライドを持ち続けたままLと最終決戦をする、その姿が見たかったのだ。原作ではできなかった嬉しい展開に、一見の価値はある。その分、まとまっているので、原作を知らなくても十分に楽しめる...この感想を読む
映画版。
映画版はどんなものかと思い、見てみましたがやはり漫画の方が面白かったです。後半に続く展開になっているので、これだけ見ても主人公が「人を殺して終わり」という悲しい結末。元々デスノートはテーマというものがないように思いますが、これは映画化してよかったのだろうかと思います。ですがキャストはよかったです。Lの動作の一つ一つがかわいいですね。あと食べ物がおいしそうでした。松山ケンイチ演技上手いなぁと思いました。それから一番存在がどうなるのか気になっていたリュークですが、映像でも結構それっぽくなっていました。中村獅童さんが声をしていたらしく、よかったと思います。