ハリー・ポッターと炎のゴブレットの感想/考察/ネタバレ

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ハリー・ポッターと炎のゴブレットの感想一覧

映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」についての感想が10件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。

この後の作品でも重要となる呪文と魔法薬

「許されざる呪文」マッド・アイ・ムーディが「闇の魔術に対する防衛術」の先生になって「許されざる呪文」のことをおしえます。この呪文の中でヴォルデモートが消えた後、魔法省を困らせたのが「服従の呪文(インペリオ)」、この呪文をかけられたせいで自分は悪いことをしていたのだと「デスイーター(死喰い人)」になったものが次々罪を逃れようとしました。「許されざる呪文」とは文字通り使うことを許されない呪文で、人間に対し使用した場合はアズカバンで終身刑になるほど重い罪です。かつてデスイーターだったルシウス・マルフォイですが、「服従の呪文」をかけられていたといって罪を逃れています。しかし、「秘密の部屋」でハリーがドビーを解放した時に、ハリーに向かって「死の呪い(アバダケダブラ)」をかけようとしていました。結局ドビーによって撥ねかえされましたが、完全にアズカバン送りになる行為だったといえるでしょう。魔法省で禁...この感想を読む

5.05.0
  • kilyoukakilyouka
  • 292view
  • 2074文字

仇敵の復活と結び直される友情

大人気『ハリー・ポッター』シリーズの第4作目です。この作品の見どころは、大きく『三大魔法学校対抗試合』と『ヴォルデモートの復活』に分けられます。『三大魔法学校対抗試合』では、本来出場資格がないハリーが選手が4人目の代表選手に選ばれたことから、あれだけ強い絆で結ばれていたはずのハリーとロンの友情にひびが入ります。ハーマイオニーが間に入りますが、双方かたくなになってしまいます。しかし、『三大魔法学校対抗試合』の過酷な課題を目にすることで、ハリーが単に『目立つ』ためだけに自ら立候補することはないと気付いたロンと、ロンが戻ってきてくれたことの喜びや心強さから友情の素晴らしさを再度実感するハリーは、今まで以上に強い絆で結ばれます。もちろん、その友情の中にはハーマイオニーも含まれているのですが、彼女の心の中にはロンに対する別の感情が芽生えつつあり……清々しく、微笑ましい青春物語です。一方、『ヴォル...この感想を読む

4.54.5
  • 月読三葉月読三葉
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  • 719文字

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