ゼブラーマンの評価
ゼブラーマンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ゼブラーマンの感想
大人も楽しめるヒーロー像
たしかにチープなんですが、チープであればこその面白さがある映画です。学校の先生という役柄の哀川翔の手製のコスチュームもおかしみがありますが、根底にあるのは友情だったり家族愛だったりします。脚本はさすが宮藤官九郎、特撮もののパロディ満載し、さらにユーモアを織り交ぜつつ良く出来ていると思います。また劇中劇の、視聴率低迷でわずか七回で打ちきりになったという「ゼブラーマン」もきちんと物語に組み込まれているのも物語として良く出来ていると思います。ハリウッド大作のようなスペクタクルを求めるモノでは無く、怪人やSFXのチープさを楽しみながら、気楽に面白く見れる映画に仕上がっていると思います。