ほえる犬は噛まないのあらすじ・作品解説
マンモス団地で起こる小さい事件を描いた、2000年公開の韓国のコメディ映画。「グエムル-漢江の怪物-」「母なる証明」のポン・ジュノ監督の長編第1作で、第19回ミュンヘン国際映画祭新人監督賞を受賞した。 とある団地に住むサエない大学講師ヨンジュは、妻ウンシルに養ってもらっているストレスから近所の子犬をさらい団地の地下室に閉じ込める。一方、管理室の職員ヒョンナムは、親友のジャンミとつるんでは退屈な毎日を過ごしていた。が、ある日行方不明の子犬を探す貼り紙がしたいと言う少女スンギが管理室を訪れたことで、子犬探しに協力することに…。 主人公ヒョンナムを「リンダ リンダ リンダ」「復讐者に憐れみを」のペ・ドゥナ、ヨンジュを「アタック・ザ・ガス・ステーション」のイ・ソンジェ、その妻ウンシルを「春が来れば」のキム・ホジョン、ジャンミを「親切なクムジャさん」「赤い靴」のコ・スヒ、警備員を「グエムル-漢江の怪物-」「クライング・フィスト」のピョン・ヒボン、浮浪者を「殺人の追憶」のキム・レハが演じている。