プールの評価
プールについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
プールの感想
タイのリゾート地に旅行に行く気分で
ストーリーはあるようで「ない」「かもめ食堂」や「めがね」の作品群に属する、小林聡美主演の映画「プール」は、舞台がタイのチェンマイで、過去の作品と共通してゆったりした雰囲気の癒し系映画に仕上がっている。この作品群をご存知の方はおなじみだが、ストーリーがあるようで、ほとんど「ない」に等しい。むしろ雰囲気のほうが重要な映画なので、起承転結は求めない方がいいだろう。そういうのが理解できない人にとっては、とてもつまらない映画であるし「結局、何が言いたかったの?」って感じで終わるだろう。大まかなストーリーとしては、娘を残してタイに移住した母を尋ねて、娘がやってくるという親子愛をテーマにしたストーリーだ。娘は母を恋しいと思っているが、母は娘を日本に置き去りに(祖母に預けている)してでもタイに来なければならない理由があった。この理由とは、結果的に明確に語られることはないのだが「自分を娘のために犠牲にせ...この感想を読む