ゴーストシップの感想一覧
映画「ゴーストシップ」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
スタイリッシュ感のある海上ホラー
海上を漂う無人の豪華客船が舞台のミステリーホラーで、その船に行き着くまでの話の流れや、見せ場となるシーンの徹底した凝りようなど、かなりしっかりとした作りになっている印象でした。自分としては、見せ場となった印象的なシーンは序盤の惨劇シーンと、後半にあった、船がその状態になるまでの経緯をスタイリッシュなBGMにのせてまとめたようなシーンでした。特に後半部分のほうはゾクゾクするようなカッコ良さがあり、それでいてテーマもしっかり込められていて妙な感動すら覚えました。そのシーンがなければごく平凡なホラー映画みたいな感じであまり印象には残らなかったかも知れません。ラストの終わり方も、はっきりとしたメッセージがあるような感じで面白かったです。
映像がきれいだけど、ショッキング!
パニックホラーだと思って軽く見ましたが、結構シリアスで話もよくできていて面白かったです。 映像がすごくきれいで、それが怖さを引き立てていた気がします。 一番のショッキング映像と言えば、ワイヤーでみんなが切断されるところです。 本当にビックリしたし、衝撃的だし、気持ち悪いというよりかは「唖然」としたって感じですね。 一人残った少女は、あの時どんな気持ちだったのか・・・私だったら耐えられません。 怖いのもあったけど、何だか切なくもありました。 死んだ人たちの魂でできていたゴーストシップ。 やはり呪われていましたね。 なんか、すっきりさっぱりとは終わらず、ある意味色々考えさせられた作品でした。
バカにできない面白さ!
タイトルからしてB級感が漂っていますが、全然そんなことない!なんたって『バック・トゥー・ザ・フューチャー』、『フォレストガンプ』等で有名なロバート・ゼメキス監督の作品!まず脚本が良く、ストーリーが楽しめました。そして当時の船内の描写、最後の魂が帰っていく描写なんかは大変綺麗でしたし、随所随所の撮り方もうまいなと思わせるところが多々ありました。サタン役も味があっていいし、ラストの終わり方もかっこよくてよろしい。別にゴースト系映画に細かい整合性とか論理性なんかは求めていないし、娯楽としては最高級だと思います。なかなかこんな作品はないと思う。怖いのは幽霊なんかよりも人間の欲ですね。
安心して恐がれる作品、可愛い女の子を誘ってご覧ください
浮遊してて遭難しているはずの豪華客船を海で見つけたボーイズガールズが探検の為に船に乗り込む。そこでゴールドやお宝があらっま、びっくりうひひという場面あり、ところがどっこい、恐いことがてんこ盛りというのが、お話。デズニーのお化け屋敷だか恐怖の館などがお好きなお方には、お楽しみになれます。テーブルに残ってる料理を食べてると、中身が蛆だったり、普通の生活でもきもちわるーと言うところが盛りだくさん。安心して恐がれるホラーです。女の子を口説きたい貴方、これこそ二人で見るべき映画です。貴方にもたれかかる可愛い彼女、貴方の腕の中で「きゃーアタシ、こわいわー」という台詞が期待できます。間違っても、SF好きな女の子を誘ってはいけません、大笑いコメディで貴方は良いお友達で終わる可能性が非常に高い。一人で見るには、余りにも悲しく「ナニやってんだろ、俺」と自己嫌悪になる矢も知れません。この感想を読む
みんな大好き幽霊船
突如として現れた謎の船のサルベージを依頼された主人公を含むクルー達を、数々の不可解な現象が襲うというホラー映画。船上で繰り広げられるとはいえ、内装が豪華すぎてどちらかといえば不気味な洋館内のようにも思えます。そこではもちろん、乗り込んだクルー達は次々と悲惨な死を迎える事になるわけですが、中でもガラスの自動扉?に挟まれて前後ろが真っ二つになるという演出は必見です。雰囲気がとてもいいので、もっと見せ方を変えればいいのになと思うところもありますが、グロいのに抵抗がないのでしたら楽しめる映画だと思いますよ。しかしグロいと言っても、割とソフトな方なんじゃないかな?うん多分。