アナトミーのあらすじ・作品解説
アナトミーは、2000年に製作されたドイツ映画である。監督・脚本は、「ヒトラーの贋札」のステファン・ルツォヴィツキー。出演者は、フランカ・ポテンテ、ベンノ・フュルマン、アンナ・ロース、セバスチャン・ブロムベルグ。 医学生のパウラ・ヘニングは、ロベルト・コッホ試験でドイツ2位という優秀な成績を収め、名門ハイデルベルク大の解剖学講座の受講が認められる。 ハイデルベルク大へ向かう列車の中で、急に倒れた若者に救命処置をして救ったパウラ。意識が戻った若者ダービドと話すと、ダービドは珍しい心筋症の疾患を持っているのだと言う。 ハイデルベルク大での解剖学講座が始まり、パウラが講座に使うための遺体の顔を見るとダービドだった。 ショックを受けながらもパウラが遺体を解剖することになるが、ダービドの体内には不自然な点があるのだった。 死因を調べていく中で、アンチ・ヒポクラテス連盟「AAA」という医師の秘密結社の存在を知ったパウラは、ダービドの死との関連性を追っていく。
