心の中の鬼なんて皆飼ってる でも僕はね知ってるよ 大丈夫 君は心の鬼を放し飼いにするような子じゃあない
木戸古白
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いっしょにねようよは、原作・高尾滋の少女マンガで、2008年から2011年にかけて花とゆめにて連載され、単行本としては全6巻・全35話が刊行されている。ラブコメという位置づけであるが、緊迫感のある描写が見受けられる。 家出した15歳の少女・宇佐美一子。彼女は姉夫婦と暮らしていたが、子供が生まれたことで自分への愛情が削がれたというトラウマにより姉の子供が見えず、蹴飛ばして怪我をさせてしまったことが家出の理由である。行く宛もつき、途方に暮れていたところ、面をかぶった少年・古白にとある館へと連れて行かれる。その館には一子のように心に問題を抱えた者達が集っていた。古白も、霊能力があるがゆえに複雑な過去を過ごしていたことを知り、一子は彼に優しく接するようになる。やがて古白は一子への想いに気づき告白するが、実は、同じ学園に通う努も一子へ思いを抱いていた。 主人公や同居者がそれぞれの心の問題を解決していく姿を描いたストーリー。
「いっしょにねようよ」は高尾滋先生の作品でひとつ屋根のしたで様々な登場人物が共に暮らすラブコメディになっています。主人公は宇佐見一子という名前で、ある事情で家出したおころきつねの仮面をつけた怪しすぎる少年に拾われるというところから物語がはじまります。これ、現実に起きたら怖すぎるよなあと思う私。そしてそのきつねに連れて行かれた家は、男女数人が共にくらしている家。いまでいえばテラスハウス?笑ここに一子も加わり共同生活を始めるという漫画です。で、このきつねの仮面の古白というひとは、仮面をはずさないんですよ。素顔も年齢も不明。この古白の正体が今後あかされていくのかな?たのしみです。
木戸古白
自分の中に悪意があるのではないかと怖がる一子に古白が言った言葉
宇佐見一子
古白が、自分が人を傷付けてしまうのは霊感があるせいだと言ったときの一子の言葉
藤博直哉
恋をすることに引け目を感じるいちこに、優しく背中を押す言葉をかける。