シビル・アクションのあらすじ・作品解説
シビル・アクションは、2000年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「シンドラーのリスト」「今そこにある危機」「ミッション:インポッシブル」のスティーヴン・ザイリアン。原作はジョナサン・ハーによるノンフィクション。出演者は、ジョン・トラボルタ、ロバート・デュヴァル、トニー・シャルーブ、ウィリアム・H・メイシ、ジョン・リスゴー。 やり手の有名弁護士であるジャン・シュリクマンは、ラジオの法律相談コーナー中に企業による深刻な河川汚染についての相談を受ける。 最初は興味がなかったが、実際に川を見て企業から多額の和解金を取れると睨んだジャンは、住民側の弁護を引き受け、自ら検査費用を負担する。しかし、企業側のベテラン弁護士フェイチャーのやり方に嵌り、裁判で負けてしまうのだった。 最初はお金の事しか頭になかったジャンが、企業の悪質さを知って住民のために真に戦っていく法廷サスペンスである。 企業側の弁護士を演じたロバート・デュヴァルが、全米映画俳優組合賞助演男優賞を受賞した。
