ねらわれた学園のあらすじ・作品解説
「ねらわれた学園」は1981年の日本映画である。角川春樹事務所、大林宣彦監督、薬師丸ひろ子主演により制作された作品。原作は眉村卓の同名小説でSF要素を含んだ少年少女の学園恋愛ストーリーだが、設定や役名は変更されている部分もある。女優として活躍中の薬師丸ひろ子の４作目の映画出演作であり、相手役は一般公募オーディションで選ばれた高柳良一。主題歌は松任谷由実の「守ってあげたい」。同作は1977年以来、数回テレビドラマ化されており、2012年にはアニメ化作品も登場している。あらすじは、開耕児の通う高校で生徒会選挙が行われ、以前は目立たなかった女子生徒の高見沢みちるが会長に就任する。彼女は威圧的な方法で学園を取り締まり始め、反対する生徒を「不思議な力」を使い抑えつけるようになる。彼女の不審な動きに疑問を持ち、反逆する三田村由香と開耕児は、みちるの背後にある学習塾と京極という謎の男の存在を知る。学園をとりまく戦いと彼らのせつない恋愛の行方は…。
