大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオスのあらすじ・作品解説
1967年に公開された日本の特撮怪獣映画で、大映の人気怪獣ガメラシリーズの第3弾。シリーズは昭和に8作、平成となった1999年までに3作製作されている。監督は昭和のガメラ作品8作を支えた湯浅憲明。 地殻変動のため、富士火山帯の明神礁、三宅島、富士山が連続して噴火し、炎を好むガメラが出現。その調査が始まろうとした矢先、緑に光る二子山から発せられた謎の光線によってヘリが破壊され墜落する。おりしも二子山付近の山村では、金丸村長らによる高速道路の誘致を巡る喧騒の最中だったが、突如出現した怪獣ギャオスに工事現場が襲われ、金丸の孫英一はあわやのところをガメラによって救われる。しかし、ギャオスの超音波メスによって負傷したガメラは海底へと姿を消す。人々は名古屋城や新幹線を襲撃し暴れまわるギャオス対策に手を尽くすが…。 現場監督堤を「大菩薩峠」の本郷功次郎、金丸村長を「どん底」の上田吉二郎、その孫英一を阿部尚之、すみ子を本作がデビューの笠原玲子、他に丸井太郎、蛍雪太郎、青木博士を北原芳郎など。
