ウェルカム・トゥ・サラエボの評価
ウェルカム・トゥ・サラエボについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ウェルカム・トゥ・サラエボの感想
西側ジャーナリストが見たサラエボ
ボスニア紛争を現地で観たジャーナリストの視点から描いた、ドキュメンタリー風のフィクションです。ときどき実際のニュース映像も織り交ぜながら進んでいく映像がこの紛争の悲惨さをとてもリアルに表していると思います。公平であるべきジャーナリストが一人の少女を救おうとするけれど、その少女を救ったところで、紛争で親兄弟を亡くし、家を奪われた子供たちはあちこちにいるわけで、それは果たして正義なのか、たった一人でも助けることに意味があるのか、そんな葛藤も見て取れました。世界には色んな国があって、色んな宗教や民族が存在しているけれど、やはりこういう戦いはなくさなくちゃいけないなと思います。