フェイクのあらすじ・作品解説
フェイクは、1997年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「魅せられて四月」「フォー・ウェディング」「狂っちゃいないぜ」のマイク・ニューウェル。脚本は、「ディスクロージャー」「クイズ・ショウ」のポール・アタナシオ。音楽は、「から騒ぎ」「カリートの道」のパトリック・ドイル。出演者は、アル・パチーノ、ジョニー・デップ、マイケル・マドセン、ブルーノ・カービー。 1978年、マフィアでの囮捜査を命じられたFBI捜査官ジョー・ピストーネは、ドニー・ブラスコという偽名で潜入を開始した。マフィアの一員であるレフティーという男と接触したジョー。レフティーは組織の中でなかなか出世できず、うだつが上がらない毎日だったが、誠実なドニーと出会った事で再びマフィア人生に夢を持ち始める。ジョーも家族のように親身に接してくる人間味があるレフティーに対し、次第に絆を感じていくのだった。 実在の捜査官の話を基に、捜査とレフティーへの信頼の狭間で心が揺れ動く男の姿を描いたドラマである。
