スティーヴン・キング/痩せゆく男のあらすじ・作品解説
ホラー小説家スティーヴン・キングの同名小説の映画化作品で、肥満した弁護士がジプシーに痩せる呪いをかけられる、1996年に公開されたアメリカのホラー映画。監督は「フライトナイト」「チャイルド・プレイ」のトム・ホランド。共同脚本は「ビートルジュース」「フロム・ザ・ダークサイド」(TV)のマイケル・マクダウェル。 肥満に悩む弁護士のビリーはある日、酒酔い運転でジプシーの老女を轢き殺してしまうが、馴染みの警察署長と判事を抱き込み事件の揉み消しを図る。が、その裁判の帰りにジプシーの長老レキムが彼の頬を撫で、痩せる呪いをかけられる。痩せ始めた当初は喜ぶが体重は減り続け、その間彼に加担した判事や署長は無惨な姿に変わり変死し始め…。 ビリーを「ロボコップ3」「エア・クラッシュ」のロバート・ジョン・バーク、ジネリをジョー・マンテーニャ、老女ジーナをカリ・ウーラー、レムキをマイケル・コンスタンティン、ハイディをルシンダ・ジェニーが演じ、S・キングはドラッグストア店主役で出演している。