蔵の宿のあらすじ・作品解説
蔵の宿は、原作を西ゆうじ、漫画を田名俊信が担当した漫画作品である。週刊マンガTIMESにて1998年9月から連載開始、2010年8月で終了、単行本として全40巻を刊行している。また、TBS系列のドラマ30でドラマ化し放送され、神尾あかね役を田中美奈子、夫の修平訳を池田政典が演じた。 今作品は、福井県の造り酒屋「蔵岡酒造」の娘で東京で結婚し生活する神尾茜が、父が倒れたことをきっかけに稼業を受け継ぐストーリー。 東京のプリンセスホテル、ホテルのフロントで海外からの顧客に英語で受け答えする神尾茜の姿がある。特に海外からのビジネスマンに好評で厳しい交渉の前に出会うとリラックスでき、中には自分の秘書にしたいという者もいるほど。そんな時、母からの電話に出た茜が話していると、ショックを受けたような表情を見せる。父が倒れてしまったという連絡だった。アポロビールに勤務する夫・修平に連絡すると、すぐに茜の実家に向かうことになる。 しかし、父は茜と修平が実家についた時にはすでに亡くなっていた。二人に蔵岡酒造を継げという幸田のおじさんに茜は稼業は継がないと伝えるのだが、蔵岡酒造はどうなる！？
