プリンス／パープル・レインのあらすじ・作品解説
「プリンス/パープル・レイン」は1984年製作のアメリカ映画である。アルバート・マグノーリ監督の長編第一昨目となる。天才ロックスターとして名を馳せたプリンスが主演、楽曲製作、演奏を務める、プリンスの自伝的青春映画。アメリカ北部、ミネソタ州の都市ミネアポリス。ロック・ミュージックの世界を舞台に若き青年が、悩みながらも夢と栄光を掴もうとスターへの道を歩もうとしている。ザ・レボリューションという名のバンドを率いる若者ギッド。紫のジャケットに身を包み、ダイナミックなパフォーマンスを披露する彼に、若者達は熱狂していた。しかし、両親の不仲から家庭問題の悪化、レボリューションの内部不破、対抗するロックバンドとの確執、ロックスターに憧れる美しい女性アポロニアとの恋、ギッドを取り巻く人々と世界が彼の苦悩をもたらしてもいた。映画には下積み時代の実際の関係者が出演もしている。同名タイトル主題歌でアカデミー賞主題歌賞を受賞。
