海人ゴンズイのあらすじ・作品解説
海人ゴンズイは週間少年ジャンプ(集英社)にて連載していたジョージ秋山の漫画作品である。1984年に連載してコミックスは全1巻既刊している。当時連載していた「友情」「努力」「勝利」の三原則としていたジャンプにとっては衝撃的な作品でもあった。 舞台は1854年、太平洋沿岸で奴隷船が事故によって沈没してしまう。船に乗っていた主人公の黒人少年はとある島に流されて命からがら助かったのである。しかし、流された先は日本で罪人が送られる流刑島であった。その島で赤ちゃんを亡くした女性のアズサに乳を貰ったり、ゴンズイという名前も付けて貰ったりと世話をしてもらっていだが、この流刑島には番人・リュウがおり掟を破った者たちを処刑したりしていた。逃げようとしても人喰いサメや巨大ウツボなどが周りの海におり、泳いでも逃げることは不可能であった。とある時、島の番人リュウにゴンズイとアズサは追われることとなって二人は必死に逃げたが崖で足をつまずき海へ放り投げたされてしまったのである。
