打撃天使ルリのあらすじ・作品解説
打撃天使ルリは週刊ヤングジャンプ・月刊ヤングジャンプ(集英社)にて連載していた山本康人の格闘・アクション漫画である。1998年43号~2000年45号まで月1回で連載しており、TVドラマの放送に合わせ第2部が同誌にて連載され、コミックスは全4巻刊行している。 主人公は眼鏡で三ツ編みのどこにでも居そうな地味な女子高生のルリだが、実はその正体は怒りの感情が高ぶると強力な力が湧き、打撃を行うと身体のみならず心までも打ち抜く特殊な力を持つ「打撃人類」であった。ルリはそんな特殊な力で世の中の悪と戦うが、打撃人類に心を打ち抜かれた人々は皆灰人や魂を抜かれた人形の様に成り果ててしまう。それ故、ルリは自分自身が正義なのか悪なのか、また何故戦うのか等の葛藤も物語の軸となっている。 2007年には菊川怜主演のTVドラマ(全7話)がテレビ朝日系列で放送され、漫画版とキャラクターは同じだがストーリーはオリジナルの展開となっている。