ディープ・インパクトの感想一覧
映画「ディープ・インパクト」についての感想が6件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
もし彗星が地球に衝突すると解ったら、あなたならどうする?
巨大彗星の衝突が迫るとき、人々のとる行動は?パニック的な状況を繊細な展開で描くパニック映画というよりはヒューマンドラマです。ディープインパクトと言えば馬!という人は置いといて(笑)アルマゲドンとの話はみなさんがしていますので、こちらも置いときます。偶然に見たこともない星を見つけ、博士のもとへ届けられるのですが、それが彗星で軌道を調べるとびっくり仰天!あわてて飛び出すが事故で死亡!その一年後のお話です。ラーナーとその家族、第一発見者のリオ、ガールフレンドや家族、宇宙飛行士、大統領、様々な角度からそれぞれの思いと絆を描いた考え深い作品になっていました。どうしても隕石や最後の津波のシーンに目が行きがちですが、そこに至るまでの人々の葛藤やドラマを見てほしい映画です。
意外にがちSF
スティーブン・スピルバーグ率いるドリームワークスが製作総指揮をとり、ミミ・レダー監督の「ディープインパクト」です。言わずと知れた大ヒット映画だったのですが、SFファンにも納得のハリウッド大作SFです。同時期やっていたアルマゲドンとストーリーはかぶるところがありますが、こっちのほうがちゃんとしている印象です。原作が「地球最後の日」とアーサー・C・クラークの「神の鉄槌」というかなりがちなSFを原作としているというところでそういう差が生まれたのかもしれません。地下シェルターの話はスタンリー・キューブリックの「博士の異常な愛情」を思い出し、なんとも嫌ったらしい感じがしてとても楽しめました。
家族に電話したくなる
地球に巨大彗星が衝突してしまう。ともすれば単なるパニックムービーですが、この作品は、ヒューマンドラマです。衝突に備えて選ばれた100万人のみが地下へ避難できる。当然選ばれない大多数の人々は途方に暮れ、パニックに・・・それも当然の反応なので、抵抗なく観られます。生きのびるのは、綺麗ごとではないのだと、素直に描かれていると思います。長年に渡って隔たりがあった親子彗星を破壊するため、家族を残して宇宙へ旅立つ飛行士一方は避難できる人に選ばれ、他方は選ばれずに離れ離れになる二家族それぞれを思い合うその愛情がとてもよく描かれていて、何度観ても泣けます。個人的に、描写が丁寧なので、「アルマゲドン」よりは「ディープインパクト」派です。
比較される運命
いまさらではありますが「アルマゲドン」と比較されるこの作品。各登場人物の描写が丁寧なのが良いです。選ばれた人が地下都市へ行き、選ばれなかった人はメチャクチャするなどなど…実際そういう状況になったとき人々はどうなるか、ということをかなりよく考えられていると思います。が、人物が多すぎて焦点がぼやけてる感はあります。最後も無理やり美談にまとめられた感のある作品で、アルマゲドンのほうが娯楽に徹した姿勢で割り切って楽しめるかもしれません。地球の存続はあくまで偶然の連続であって、日常に感謝すら感じる映画に仕上がっているのは間違いありません。ただ、やはりアメリカバンザイ的な空気が漂ってるんですよね…。こういうパニックムービーは。残念です。
パニックものといよりヒューマンドラマ
アルマゲドンと同時期に公開され、比較されがちなディープインパクト。大ヒットしたアルマゲドンの影にかくれてしまいがちですが、こちらも、とてもいい映画です。彗星を発見した少年、彗星を破壊しにいく宇宙飛行士地球に残された人々3つのストーリーを軸に物語りは進んでいきます。最初は、出演者が多く、シーンの切り替えも多いのでまとまらない印象を受けるのですが物語が進むにつれどんどん引き込まれていきます。パニックものというよりはヒューマンドラマ寄りだと思います。当事は、モーガンフリーマン演じる黒人の大統領に驚いたものですが今では現実になってますね。時の流れを感じます。
惑星衝突をえがいたハルマゲドン作品
この映画はNY市でにおいての惑星衝突の物語です。見ていると飽きませんよ。彗星を発見しその彗星が地球にぶつかると予測されその彗星を攻撃するべくして何人かが宇宙に旅立ちをするような出来になっており、タイムリミット付きで彗星を破壊しなくてはならないためかなり急いで彗星を破壊に行くストーリーです。またSFのような出来栄えになっておりこの作品の中はかなり高度なグラフィックが使用されています。感動ハルマゲドンストーリーです。意見の価値あり。この作品の興行収入はとても高いものだったらしいですが、制作費用はもっとかかっていたらしいです。映像は素晴らしいですが、キャストは普通でした。