地中海殺人事件のあらすじ・作品解説
地中海殺人事件(原題:Evil Under The Sun)は1982年に公開されたイギリスのミステリー映画。 アガサ・クリスティの作品を映画化した3部作の最後の作品で原作はエルキュールポアロが登場する「白昼の悪魔」である。 1978年に公開された「ナイル殺人事件」でポアロを演じたピーター・ユスティノフがこの作品で再び同役を演じ、ジョン・ブラボーンとリチャード・グッドウィンも3作連続でプロデューサーを、「007 ゴールドフィンガー」のガイ・ハミルトンも1980年に公開された「クリスタル殺人事件」と同様今作品で監督を務めている。 この作品はとある卿から"交際していた女性から本物の宝石を取り返して欲しい"という依頼でとある孤島のホテルに赴いたポアロが浜辺で女優で絞殺される事件に巻き込まれてしまうが、亡くなった時間に女優と関わっていたもの達は全員アリバイが確定されていたのだが灰色の脳細胞を持つポアロの推理によってあっと言わせるトリックが次々と暴かれていくという内容となっている。