17ANSのあらすじ・作品解説
17ANS(でぃせたん)は、小谷憲一の漫画作品で、スーパージャンプ誌上にて1990年10月号から連載を開始、1995年24号で終了、単行本として全14巻を刊行している。 今作品は、ファッションデザイナーの亜希良涼(あきら りょう)と美少女・杏と出会ったことから始まるラブストーリー。 デザイナーズブランド・AQUIRAXの創業者でデザイナーの亜希良洋は2年前パリで急死。最近息子の涼が社長の座を譲られた。しかし社会人になったからとポルシェからベンツSLに乗り換えたり、クラブに通っては気前のいい話をし大盤振る舞いをしている。AQUIRAXの経営状態は2年前の創業者の死から日々悪化していき、負債総額は150億円にまで膨れ上がっていることを涼は知らない。 本社で開かれた経営幹部会。夜遊び中の社長・涼以外の幹部が集まり夜逃げの計画をたてていた。涼がその事実を知ったのは借金取りが訪れてからのことで、それ以降はまさに天国から地獄に落ちたように大親友の友人や知人、恋人などが離れていく。涼の所持金はわずか3500円、コンビニでカップラーメンを懐に隠した姿を、猫を連れた少女・杏に見られてしまう。どうなる涼!?