砂漠の鬼将軍のあらすじ・作品解説
砂漠の鬼将軍(原題:The Desert FOX:The Story of Rommel)は1951年にアメリカで公開・1952年に日本で公開された戦争映画である。 第二次世界大戦で北アフリカ戦線で大いに活躍し、"勇将"・"砂漠の狐"という異名を放っていたドイツのエルヴィン・ロンメル元師の生涯を、ロンメルと共に戦ったデズモンド・ヤング准将の手記『砂漠の狐ロンメル』を映画実写化した作品である。 製作会社は20世紀フォックス社。 監督は「ベンガルの槍騎兵」で1935年度第8回アカデミー賞監督賞にノミネート経験があるヘンリー・ハサウェイが務め、脚色と製作を「拳銃王」のナナリー・ジョンソンが担当している。 「邪魔者は殺せ」「スタア誕生」のジェームズ・メイソンがロンメル元師を演じ、著者のヤング准将もこの映画に本人役で出演されているほか、「ロープ」「十戎」のセドリック・ハードウィックがロンメルの旧友で市長のカールを演じている。