遊☆戯☆王GXのあらすじ・作品解説
遊戯王GXは、遊戯王シリーズの内の2作品目であり、集英社の週刊少年ジャンプで連載されていた、1作目の遊戯王とは異なり、Vジャンプにおいて連載が行われていた。 2006年から2011年の間に連載された作品であり、全9巻発売された単行本には、各巻にデュエルモンスターズのカードが付けられていた。 作者は、影山なおゆきであるが、原案、監修として遊戯王の作者である高橋和希が協力している。 主人公である遊城十代は、デュエルモンスターズが大好きな少年であり、プロのデュエリストを養成するデュエルアカデミアに入学した後に数々のバトルを経験しながら仲間達と共に成長していく。 新たな召喚形式が登場した作品であり、後の遊戯王シリーズに続く大きな要となった。 テレビ東京において放送されていた、テレビアニメ版のメディアミックスの一つとして連載が開始された作品であるが、ストーリーやキャラクター設定などにおいて、異なる点が複数ある。
遊☆戯☆王GXの評価
遊☆戯☆王GXの感想
日本VSアメリカ
最初の「吹雪」VS「クロコダイル」のデュエルは、常に余裕を見せる「吹雪」に対し、冷静さを欠いている「クロコダイル」には呆れるが、圧倒的な実力で「The アトモスフィア」で強敵「ネプチューン」を倒した「吹雪」は格好良い。次の「十代」と「万丈目」の会話は、二人の関係が微妙に変化したシーンは良かったが、ついに「日本」VS「アメリカ」のタッグデュエルが始まったのは興奮した。最初の「三沢」と「明日香」のタッグは意外だが、彼女と共に戦うことで若干冷静さを失った「三沢」には苦笑し、少し苛立ちを見せる「明日香」の姿は怖い。他にも「万丈目」と「翔」の凸凹コンビや、最後のプロのデュエリスト「エド・フェニックス」に勝負を挑む「十代」には次の巻に期待できる。