恋の手ほどきのあらすじ・作品解説
恋の手ほどき(原題:Gigi)き1958年にアメリカで公開されたミュージカルコメディ映画である。 (なお、日本では1959年7月に公開されている) シドニー=ガブリエル・コレットの小説「ジジ」を実写化するにあたって、アラン・ジェイ・ラーナーが脚色、「バラの肌着」で監督を務めたヴィンセント・ミネリがメガホンを取り、約2ヶ月半の間パリで映画撮影を行っている。 また、1958年度第31回アカデミー賞では作品賞を含む10部門を受賞したほか、ゴールデングローブ賞でも作品賞(ミュージカル部門)を含む3部門、グラミー賞でも映画音楽賞を受賞している。 主演のジジを演じたのはフランス出身のミュージカル女優で「リリー」(1953年公開)で英国アカデミー主演女優賞を獲ったレスリー・キャロン。 他共演者は「昼下がりの情事」「ラヴ・パレード」のモーリス・シュバリエがいる。 この作品は祖母に育てられているおてんば娘のジジが一級貴婦人である叔母のアリシタから行儀作法を習いながら1人の淑女へと成長していく物語である。
