拳銃王のあらすじ・作品解説
拳銃王は、1951年に公開されたアメリカ映画である。監督は、「聖処女」「頭上の敵機」「回転木馬」のヘンリー・キング。脚本は、ウィリアム・ボワーズ、ウィリアム・セラーズ。音楽は、「荒野の決闘」「慕情」のアルフレッド・ニューマン。出演者は、 グレゴリー・ペック、ヘレン・ウェスコット、ミラード・ミッチェル、ジーン・パーカー。 1880年代のアメリカ南西部。早撃ちガンマンのジミー・リンゴは、ワイアット・アープやビリー・ザ・キッドを超える早撃ちの名手として、生ける伝説的な人物となっていた。しかし、リンゴは凄腕でありながら見た目は普通の男であるために、酒場で命知らずのチンピラに挑発されることが多かった。ある日、エディという若者に執拗にケンカを売られて銃を抜かれたリンゴは、やむを得ず撃ち、エディの兄弟達に追われる身となる。その後、愛する女性と息子がいる町に立ち寄るが、ジミー・リンゴが来たと町は大騒ぎになり、ここでも予期せぬトラブルが起こってしまう。 孤高のガンマンの苦悩を描いた西部劇である。