よろしくメカドックのあらすじ・作品解説
よろしくメカドックは次原隆二の原作漫画である。週刊少年ジャンプ誌上にて1982年44号から連載開始、1985年13号で終了、単行本として全12巻が刊行されている。 自動車を扱った作品は1982年以前にも存在したが、それまでのものはスーパーカーブームに乗ったありえない車両やハンドリングテクニックなどを見せるものが多かったが、今作品は現実に沿った描写やチューニングが特徴となり、以降の自動車漫画に影響を与えた。 舞台はチューニング・ショップ「メカドッグ」。オーバーホールを求める顧客に対し、エンジン担当の風間潤は排気量のアップをすすめ、排気量を上げるなら高性能のキャブ、そして高性能タイヤとハンドリングの必要性を指摘して予算を100万円と見積り、呆れられていた。経理担当の中村一路はショップの赤字が消えるまでチューニングは中止と風間に告げる。それに反発する風間と、風間の腕を認める板金担当の野呂清はなんとか出来ないかと思案するのだった。 そんな時、風間と野呂は暴走族・松桐坊主とパトカー・小野がレースで決闘をするという話を耳にする。
