エンティティー/霊体のあらすじ・作品解説
霊にレイプされ続けたという女性の実話を「赤ちゃんよ永遠に」「オードリー・ローズ」の脚本で知られるフランク・デ・フェリッタが描いた原作に基づき、1981年に製作されたアメリカのオカルト・ホラー映画。監督は「アイアン・イーグル」「メタル・ブルー」のシドニー・J・フューリー。 15歳の長男ビリーら3人の子供を持つシングル・マザー、カーラは、ある晩見えない何者かに殴打され、レイプされそうになる。以来、その気配は彼女に付きまとい度々レイプされるが、精神科では幻覚と言われ、現象は悪化し、息子までもが負傷したため、友人シンディのつてで超心理学者のクーリー博士らを頼るが…。 主人公カーラ役「ある貴婦人の肖像」「ブラック・スワン」のバーバラ・ハーシーの体を張った熱演と、ウィリアム・クルーズによるリアルなSFXが支えている作品である。精神科医に「ブルー・スチール」のロン・シルヴァー、ビリーをデイヴィッド・ラビオサ、恋人ジェリーをアレックス・ロッコ、友人シンディをマーガレット・ブライなどが演じている。